ししゃもがいっぱい

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すみれの蕾 日下部ハル 歌劇編 感想

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18禁乙女ゲーム すみれの蕾

日下部ハル(cv平井達矢)歌劇編 感想

 

Twitterで書いたものの再掲です。

18禁ゲームの感想なので18歳以下の方閲覧をご遠慮ください。


すみれの蕾には、萌え!切なさ!ピュアさ!意味のある選択肢!初夜までの過程!何通りもある初夜!嫉妬!全て揃っている!!
感情移入しまくりな上にテンションがおかしい長文感想です。

※長文な上に愛が重すぎて都合よく解釈しまくってます(勿体なくて、専用ルートとFDはまだ未プレイです)

私は、

こういう乙女ゲームがやりたかったんだよ(大声)


最高です。最高です。
忘れもしない2020年11月12日。届いてすぐに始め、徹夜してクリアした日下部ハルルート。

すみれの蕾は「推しカプの付き合いはじめた馴れ初めは何通りもある」「推しカプの初夜は何通りもある」と強く思っている方に全力で推したい作品です。


分岐が!!すごい!!!!!ほんと!!!!!分岐がすごい!!!!
END数が豊富!!ってだけではない。分岐が凄いんです。
いや……初夜が少なくとも2パターン以上見られる乙女ゲームって……最高では??
選択肢によって色んな分岐やEND楽しめるの最高過ぎる。
しかも18禁だけでなく、プラトニックラブルートも用意されてる。
そしてヒロインから告白、相手から告白ENDもある。
おかしい……捨てEND、ルートがない……
乙女ゲームの"ゲーム"要素を最大限に活かした作品だと思います。ありがとう!!!


そして私は綺麗すぎるエロよりちょっと癖のある、ラブコメ要素のあるエロの方が萌える傾向があるので!!!性癖ドンピシャでしたね!!!

 

 

 

日下部ハル最高!!!!日下部ハル万歳!!!!!!!
日下部ハル歌劇編の感想です。感想というかもう実況です。ネタバレしかないです。
私は一生日下部ハルのことを忘れることはないし、一生推しだと思います。
本当に好きです。
全てのコンテンツの中の好きなキャラで3本の指に入るくらい…好きです。
愛が深すぎて3回再プレイしています。
日下部ハルを生み出した美蕾さんに感謝しかないです。

 

ここで日下部ハルについておさらい…
日下部ハルは根暗・ネガティブ・ヤンデレ設定である(公式サイト及び設定資料集より)
先にいっておきますが、私はこの手のタイプ別に好きじゃないんです。
ヤンデレは好きだけど、「うん。とりあえず落ち着いてね?落ち着いてね?」となってしまうのが私である。
乙女ゲームに限らず、さまざまなゲームアニメ漫画小説CDに手を出してきましたが、
ヤンデレキャラにハマった(好きなキャラとハマるは別)のはごくわずか…
そんな私が、日下部ハルにハマったんです。
こんなに面倒くさくて卑屈なキャラハマるなんて自分でもびっくりです。ええ。
学園編では、弱気で控えめな彼がピュアな恋愛を繰り広げてくれました。
が、歌劇編では打って変わって監禁。
プレイ前から「日下部ハル」は監禁するぞと知っていた私ですが、「日下部ハルが監禁???こんなピュア純情腕相撲でドキドキしちゃうハル君が?二重人格なのか??」と疑いまくってました。

 

【日下部ハルのここがいいぞ】(個人の考えです) 

  • 豹変しないヤンデレ 
  • 可愛い 
  • かわいそう 
  • (声優さんの)演技がすごい 
  • 穏やかな初夜も無理やり初夜もどっちもこなす

 

まず豹変しないヤンデレ
本当にここが素晴らしい。
監禁するのに豹変しないんだぞ?????
豹変しない、と言っても普段の頃より饒舌になり、普段の穏やかな行動とはかけ離れた行為はする。
しますが、高笑いをしたり、目からハイライトが消えるわけでもない。
サイコパス系のヤンデレではないんですよね~あくまでも人間らしいと言うか。
意識のある悪意のないヤンデレといいますか…(語彙力喪失)
何かが乗り移ったヤンデレ、というより意識のあるヤンデレ
欲求が自身の道徳、良心を上回ったような、生物的にあり得そうな病みだと感じました。

 

さーて、歌劇編のルートの感想ですが…恐ろしいことに私の超絶萌えたポイントを綴っていたら1万字超えてしまいました。
これはまずいと思い、割愛しまくって監禁ルートと正規ルートだけ触れます!!
プラトニックルートがあることも!!みんな忘れちゃだめだよ!!あのルートも素晴らしく良いよ!!(宣伝)

 

ハル君はどのルートでも、ほんとーにネガティブです。
ハル君の後に、トウワ様をプレイすると彼のプライドの高さと自信にあふれた様が二割増しで見えるレベル。
多分あなたら2人足して2で割ったらちょうどいいと思うよ……
ハル君はおそらく、言葉<行動重視なんですよね。
どれだけ言葉を紡いでも、その言葉が嘘かもしれない。信用できない。と思ってしまうんですよね。きっと
小説家という仕事柄のせいなのでしょうか。言葉はいつでも繕うことができる……と思っているのか。
言葉より行動「確かなる証拠」が欲しいように見受けられます。
小説で言葉は嘘でも何でもつづれますからね。
この子は恐らく本で得た知識が膨大にあると思うのですが、あまり理知的な会話をしない。
そして、人を褒めることもあまりしない。
サツキちゃんが「髪おろすの似合わないから」と言っても、「そうなんだ」で返すそっけないハル君(そこはお世辞でもなんでもいいから似合うよって言ってあげましょうね)
単にコミュニーケーションが得意ではない、という理由もあると思いますが、自分に自信がないからでしょうね。
心に余裕がないと、人のことを褒めたり認めたりできませんし。

監禁ルートは、ハル君目線でいうとこんな感じで進んでいきます

 

気が付いたらサツキちゃんを目で追ってる→サツキちゃんが可愛くて、思わずキスしてしまう→サツキちゃん「いや」だとも言われずに受け入れてくれるから期待してしまう
→「あれからいろいろ考えたんだ」=自分のこと拒まないてくれたし、もしかしたら…サツキちゃんも自分と同じ気持ち(好き)なのかも
→告白しようと決意する→カナデとサツキに何か関係があるのじゃないかと誤解する
→考える…やっぱり自分のことなんて好きじゃないんじゃ…僕はすごく好きなのに!!
→暴走してしまう→サツキちゃんドン引き→もう一度キスするけど、サツキちゃんに拒まれる
→思わせぶりな態度取って、本当にいやなら突き放すんだね。同情しないでよ!!

 

ハル君は気が付いたら、サツキちゃんのことを目で追っていた……という感じで好きになるんです。
サツキちゃんもそれは同じで、お互い両片思いな状態に。
ハル君は部屋に遊びに来たサツキちゃんに勢い余ってキスしてしまう。
と、ここから告白するわけでもなくお互いドキドキしたまま時間が過ぎてしまったので、サツキちゃん「え?なにこのキス??どういう意味?」という状態。
ハル君ほどではないけど、ヒロインも中々自身のない性格なのでキスの意味がわからず、思い悩んでしまいます。
どう頑張ったって、ハルは「遊びでキスした」「サツキちゃんの想いに気づいてて、付き合うことはできないけど優しさでキスした」タイプではないのですがね…


後日、劇場でばったり会っておたがいキスのことを思い出してドキドキしてしまいます(かわいい死ぬ)
しかし、その後ばったりカナデ、トウワと清一郎と会い、2人の冷やかし発言から「カナデとサツキは昔付き合っていた」とハル君は勘違いしてしまう。
付き合ってたって事実(本当は付き合ってない)だけでもハル君には大打撃だったでしょう。
ここでネガティブの想像力はすごい。
今も付き合ってるのでは……と勝手に暴走してしまうハル君。
そしてサツキちゃんも誤解されたままじゃ困るので、昔はカナデのことが好きだったけど、今はハル君のことが好きだと伝えようとする。
で す が、一人暴走したハル君に言葉をさえぎられてしまいます。
結局その日に「話したい事」は聞くことができず、後日話を聞くことに
一方サツキちゃんは「話したい事って何だろう。もしかして好きだって言ってくれるのかしら?」と
わくわくしている。
しかし、そんな甘酸っぱい想いを抱いているのは、サツキちゃんだけでハル君の気持ちどんどん暴走していってしまう。
2人は両想いなのに考えが180度違っていてとってもおもしろかったです。


ここで整理します。

 

サツキちゃん
突然のハル君からのキス→「ハル君ってもしかして私のこと好きなのかな?でも優しさかもしれないし……」→話したい事ってなんたろう(わくわく)→よし、ハル君の家に言って聞きに行こう 

 

ハル君
思わずキスしてしまう→嫌がられなかった。もしかしたらサツキも同じ気持ちなのかも…→けじめをつけて告白しよう→サツキとカナデと仲睦まじい姿を見て「僕の入るスキマなんてないのでは?なんであのとき普通にキス受け入れたの?」モヤモヤ
→告白しようと思ってたけど、無理だ…→家にノコノコサツキがやってきた

 

ということです。
ハル君は被害妄想が激しく、どうしようもないくらい面倒くさい男なので
ここから大変なことが始まってしまいます~(大喜び)

ノコノコ現れたサツキちゃんにハル君は「……あのキスは、いい加減な気持ちでしたんじゃない……」と言います。
「真剣な気持でキスしてくれたんだ…もしかしてハル君が私のこと好きってこと??」とサツキちゃんは期待します。
私も、サツキちゃんと全く同じ気持ちでやっと告白か……と親のような目線で見守りました。
甘いシーンに突入するかと思いきや…
「……君、誰にも渡したくない」
「渡したくないんだ……!」
ど う し た
セリフだけ見ると甘~なセリフですがこのシーンの甘くなどない。
甘い雰囲気をぶち壊すようなハル君の叫び声。訴え。
突然穏やかBGMが止み(雰囲気ガラリと変わってびっくりした)、重たい雰囲気に変わる。
ただ好きと言われるのを待ち構えていたサツキちゃんは「え……(引き気味)」とつぶやく。
私もほんとに「え……どうしたのハル君?突然(困惑)」状態で、サツキちゃんに感情移入してしまいました。
「でも、君の気持ちは僕なんかに向いてなくて……」
と悲しげなハル君
そして2度目のキスをする
多分ハル君、サツキちゃんは自分に気持ちなんて向いていない。
と本気で思っていたのでしょうが、きっとどこか心の奥底で「もしかしたら自分のこと好きなのかも」と淡い期待もしてたんでしょうね。
ハル君は本当に言葉が足りない。足りないし自信もないし、ネガティブな方向だけには想像力が豊かなので救いようのないくらい負の方向へと暴走してしまいます。

そこで選択肢「突き飛ばす」「そのまま受け入れる」の二択!!!(なにこれ楽しい)
この選択肢はどちらも意味のあるもので、
突き飛ばす→「ハル君に気持ち向いている私もいい加減に気持ちでキスしたわけじゃない」
そのまま受け入れる→私もハル君のこと好き
とどっちでもとれるわけである。
噂の監禁ルートはハル君を突き飛ばすことで始まってしまうのである。

 

◆まずみんな大好き監禁ルートです。

サツキちゃんにとっての突き飛ばすは、
「ハル君の勘違いでもなんでもなく、自分もハル君のことが好きなの!いい加減な気持でキスを受け入れたわけじゃない」
というものですがハル君は
「哀れみ、同情で受け入れてくれたんだ~本当に嫌なことは突き飛ばすくせに。中途半端に優しくしないで」と思ってしまうハル君
ダメだ救いようがねえ……
そこでハル君はサツキちゃんの心を痛めつけるように、サツキちゃんの体をいたぶり始めます。
無理やりといえば、無理やりなのですがお互い両片思いなので辛くない。
指入れる云々の話になっても
「……君の口から、いいって聞きたい」
「……言って」
「……ずるいよ、君は」
「欲しいのはやっぱり、僕だけなんだ……」
身体をなぶられて、結局最後までしなかったけど疲れ切ってしまったサツキちゃん
「好きで好きでどうしようもなくてどんな形でだってそばにいたいと思うのに」
「……誰よりも大事にしたいとも思うのに、ぐちゃぐちゃにして壊してやりたいって、そんな気分」
そこでサツキちゃんは
「私も好き」だと告白する(もっと早く言って!!!!!!)
しかし、ネガティブ方向に暴走しまくったハル君
「君の好きと、僕の好きは違う」
「……おなじわけ、あるはずないんだ」
「……君の、そういうところが僕は……、たまに憎らしくなる」
「……中途半端な気持なら、最初から期待なんて持たせないで」
やべぇ!!こいつ話が通じねえ!!
サツキちゃん私はこんなに好きなだけなのに!!どうしたら伝わるんだと焦り始める
しかし、
「……僕が本気になったら、君1人行方不明になったってごまかせるくらいの力、あるんだよ」
「冗談だよね」と疑うサツキちゃん
しかしハル君、落胆したように「冗談を言ってるように見えるんだね」と怒りだす。
もうダメだ…何言っても止められねえ
ハル君は結局、サツキちゃんを部屋に閉じ込めてしまいます…
いやまあ……思わせぶりな態度をとったり、はっきりしない言動のサツキちゃんも悪いよ??悪いけどさ、
ハル君話しきいてあげてー
でもハル君、ほんとうに立ち絵&スチルが全てにおいて切なげな痛々しい表情を浮かべている者だから
こちらに非があるような気になってしまう。
ごめんハル君
サツキちゃんの言うことなすこと全て、裏目に出てしまい、ハル君を傷つけてしまう…
閉じ込められても「日下部君は優しいからそんなことしないよね?」と
それが裏目に出てしまい、怒り出すハル君
サツキちゃんを無理やり押し倒し、なぶり始める。
「……優しいなんて、言わないでよ」
「そんなものじゃ、何も手に入れられないんだ。だから……」
泣きながら、声を震わせながらサツキちゃんを犯すハル君
前回は挿入してないので、今回が初夜です!!万歳!!

しかし、この初夜で思ったこと。

こんな悲しいセックスある???????????

切ない&切ない
両想いなのに、信頼関係が全くないせいで虚無なんです。
お互いを求めているのに、セックスすればするほどお互い虚無になっていく。
ハル君にとってこのセックスは「サツキちゃんに酷いことをすれば自分から離れてくれるかもしれない」=自分の気持ちがあるのか期待しないで済む。
という意味も含まれていたと思います。
18禁シーンに意味を持たせてくれたハル君。本当に君はすごいよ。

「手荒に扱われて感じるなんて、すごいね」
「……もしかして、無理やりされると感じるの?こういう、辛いことが好き?」
セリフだけ見るとめちゃくちゃドエロいだけなんですが、「泣きながら辛そうに切なそうに」このセリフを言うんですよ???
こんなにドエロいのにこんなに悲しいことあります?
ハル君の名前を「日下部君」と呼ぶと、
「……呼ばないで」
「呼ばないでよ……っ!」
そうして挿入されてしまう
ああああ痛そう……
「名前なんて呼ばなくたっていい……っ、嫌だって、やめろって、泣けばいいのに…」
いつだって、辛そうなのは私より日下部君だ。
↑このサツキちゃんの考えがなんとも切ない。
初めての挿入はかわいそうで震えた。が、本当にいつだって辛そうなのは日下部ハルなのだ。そうなのだ。
物理的に痛いのはサツキちゃんなんだろうけど、ハル君もそれと同じくらい精神的に辛かっただろうに。
そして言いたい。中出しするな。現代もので中出しはやめてくれ。避妊してくれ。頼む。君の心はまだ未熟だ。子供なんて育てられないぞ(非情)

ここから怒涛の勢いでエロシーンが連発されます。
18禁ゲームのヒロインなので、痛くされても、無理やりされても、「身体は求めてしまう」ですよね。
なので、何度も何度も身体を重ねるんです…
何度も体を重ねるんですが、ハル君は口では言わないものの、「サツキちゃんは同情で自分を受け入れてくれている・自分は欲望をみたす道具」と思っているんですよね。
対してサツキちゃんは「好きな人に抱かれて身体が反応してしまう。でもこんな気持ちの通じ合ってないセックスはいや!!」といった感じでしょうか…
おたがい好き同士なのに、身体を重ねれば重ねるほど心が離れていく…

こんな悲しいセックスある?(二度目)

しかもセックスの濃厚度が正規ルート(想いが通じ合い、お付き合いしてから初夜)よりも濃厚だし、あのトウワ様よりも濃厚なんですよ…どういうことだ…
目隠しをしたり、縛ったりと色々なセックスをしまくっている二人ですが…
ハル君が時々「ごめん……僕が下手だから……」「僕なんかで……」「好きな人に抱かれてると思えばいい……」なんて悲しげに零すんですよ。泣くやろ……
部屋に監禁して毎日のように抱きつぶすハル君。
ある日、サツキちゃんにこんなお願いをします。
「あつかましいってわかってるけど、……1つだけ、お願いしてもいい?」
「……一度だけでいいから」
「僕の名前、……呼んでくれない、かな」
と言われて、考えをめぐらすサツキちゃん。
名前呼ばないでって言ったのにどうして……と。
そこで、サツキちゃんは気付くのです。
一度もハルって"名前"で呼んでいないって。
最中の「呼ばないで」は、「期待するから名前を呼ばないで」という意味だと思っていました。
ですが、きっと名前ではなくて苗字で呼ばれて、妙に疎外感を感じてしまったのでしょうね…
事の発端のカナデは仲睦まじそうに名前で呼ぶくせにって。
「おい日下部ハル名前で呼んでほしいって言わなきゃわかんねーよ」という気持ちになりましたが、あまりにもハル君が切なげに言う者ですから…
サツキちゃんと一緒に胸を痛めました。
本当にハル君はネガティブの最上級に達していて、普通の人なら考えもしないくらい負の方向へ一人で暴走していくのですが…
本当に自信がないからこういう風に考えてしまうね。と感情移入せずにはいられませんでした。

最終的にこのルートは、ハル君への気持ちが伝わって脱監禁!ハッピーエンドと一生監禁バッドエンドがあるのですが、
ハピエンも良いですが、バドエンの最後のセリフ中々きました。
バッドエンドはもうお互い好きなのか、同情なのか、執着なのか、なんなのかわからないまま2人で一緒にいるんですよね。
「……僕も、愛している。
でも……世界の誰よりも、君のことが嫌いだよ」
あああー。なんて素敵なヤンデレエンド。

 

◆続いて、正規ルート(想いが通じて付き合ってからの初夜)

ハル君の気持ち、自分の恋心を肯定して、ハル君のキスを受け入れたルート。
ハル君にキスをされて、突き飛ばさなかったところから始まります。

このキスがたどたどしいけど濃厚で素晴らしいんです。
吐息と言い、スチルといいエロい。エロすぎる。
勢い余って胸を触ってしまうハルくん。
処女&童貞なので、2人は恥ずかしくなってしまい、結局行為は中断し、未遂になります。

いや、あの。私ほんと未遂に終わるのが大大好物なんですよ。
未遂に終わってしまって、その後なんとなく気まずいような微妙な空気が流れて、ズルズル初夜を決めないのも本当に性癖ドンピシャ過ぎて「なにこのゲーム?どれだけ悶え苦しませるの?ねえ?」という強い気持ちに駆られました。
初夜シーンも大好きですが、初夜までの過程をじれったいくらいもじもじしているカップルが大大大好きなのでもうここだけでも幸福度マックスでした。
ありがとうすみれの蕾…

その後ほどけた髪を結んであげて、首にキスマークをつけるハル君。
慣れない行為に恥ずかしくなったサツキちゃんはちょっと抵抗してしまいます。
ハル君、その行為にまた自信をなくしてしまうのですが…
監禁ルートよりは2人の間に信頼関係があるので、そこまで気まずい雰囲気にはならず一安心
翌日、ユキ君にキスマークを発見されてしまう
ここがほんとにかわいいいいいいい
キスマーク発見されて昨日の行為を思い出して恥じらう二人!!!!!最高ですね
「僕なんかの、どこが良かったの?」
と自信なさげなハル君。想いが通じ合って、付き合い始めても自信なさげなハル君。
ほんとどのルートでも、ぶれなくていいわー。
これだけ分岐があってENDがあって、色んなシチュエーションがあって、キャラがぶれないすみれの蕾の先生天才過ぎませんかね。はあ好きです。

付き合ってるのに、どこかよそよそしい2人の関係を心配して日下部家の執事に拉致され、ハル君の部屋に閉じ込められてしまいます笑(そしてまだ初夜を迎えてないという)
あんなに濃厚キスした癖に何も手出ししてこないハル君にサツキちゃんは「今日は……、何もしないの?」とききます。
ハル君はそういう行為がサツキちゃん好きじゃないから、自分に触られるのが好きじゃないのではと思っていてあれ以降手出していなかったみたいです。
うん!!どこまでもハル君らしくてかわいいね。

そして!!無事初夜を迎えました!!合意の初夜が嬉しすぎて……
監禁ルートの泣きながら初夜とは正反対で幸せいっぱいでした…ありがとう。
公式で合意の上の初夜と無理やり初夜楽しめるって、本当にいいんですか…そんな欲張っていいんですか。
最中の、まるで自分の物だと主張するように中を押し広げられていく。
という言葉がもう……はあ……(言葉にならない喜び)
初夜翌日、サツキちゃんの身体を心配して熱さましやら痛み止めやらをたくさん持ってくるハル君かわいすぎて死ぬ
さらに、裸でウロチョロするサツキちゃん(着る服を選んでる)に「とにかく何か着てくれないと、困る……」と恥ずかしがるハルくん。かわいい
なんかやかんやで同棲することになる2人。同棲してから、ハル君少しは自信がついたんでしょうね。
言葉に自信が宿ってきます。
サイン会の
「まだ、君しか知らないし、これから知るつもりもないけど……」
「君の体がそうやって僕を欲しがってくれるなら、……すごく嬉しい」
「君が僕をこんな風にしたんじゃない。君しか、知らないんだから」
あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあのハル君が!!!
ハル君を知ってる人ならわかる。最初のころより遥かに自信がついていらっしゃる。
よかったねハル君…本当の意味で想いが通じ合って(親心)

私がこのルートで一番ハル君の成長を感じたシーンは
ハル君が風邪で寝込んでしまうところです。
サツキちゃんがハル君の体を心配して、仕事を休もうとするのですが…
「……僕のために、仕事休んじゃだめだよ……」
「日下部君だからだよ。日下部君だから休もうと思うの」
「日下部君だから心配するし、こうやって看病もしたくなる」

「……そっか、僕って馬鹿だね」

とほほえみながら言うんです。
わかります!!???(落ち着け)
「日下部君だから心配するし、こうやって看病もしたくなる」という言葉がストンと胸に落ちたんですよね。
きっと昔のハル君なら「また君に迷惑をかけて……」とネガティブ思考になっていたでしょう。
そんなハル君が、サツキちゃんの心配の気持ちを、素直に、受け止めてるんですよ。
こんなの泣くだろ…母性と愛おしさが全身の穴という穴から噴き出しました。ありがとう~って伝えたくて~

ハピエンの
「最初に、あんなことしてごめんなさい。……君が好きで好きで仕方なかったんだ」
「それと、もうひとつごめんなさい」
「君が好きです。大好きです」
2人の想いを確かめあって、改めて真剣に告白(もう既に付き合ってるのに)
あまりにも幸福度が高すぎる展開に目から涙がこぼれそうでした。

1つ目のごめんなさいは無理やりいきなりキスしたこと。
もう1つはサツキちゃんの気持ちを信じきれなくて。付き合い始めの当初は付き合ってはいたものの、「本当にサツキちゃんは自分のこと好きなのか?」と疑ってたこと対してのごめんなさいかと。

その後のセックスシーンがすみれの蕾さん、サービス精神ありずきてですね…
サツキちゃんがハル君に色々してあげるだけでなく、選択肢によってハル君から挿入、サツキちゃんが自分で挿れるか選べるんです!
なにこのサービス精神旺盛な……最高だね……もう一生ついていくよ…
どっちの行為も好きなんですが、ハル君の上にサツキちゃんが乗るほう(騎乗位)最高でしたね…
ハル君がもう女の子のような顔して、「激し……」とか言うんですよ
平井達也さんの演技凄すぎますね…ハル君は結構高めの声なので、喘ぎ声とかもう女の子では……?と疑うほど(そしてよく鳴く)
なにこの可愛い生物。

最後の「おかえり」ってセリフも大好きでした。
監禁ルートではサツキちゃんにとってハル君の部屋は「監禁されてる場所」というマイナスなイメージでしたが
このルートでは「帰るところ」なんです。
この対比がもう尊い

痛々しいくらい悲し気なハル君も幸せいっぱいで自信が若干ついたハル君も大好きだし幸せでした。本当にありがとう。
2009年の乙女ゲームなのに、今でもすみれの蕾を好きな方がたくさんいてとても嬉しいです。
2009年にやりたかった!!!すみれの蕾を薦めてくれたフォロワーさん本当にありがとうございます。